歯石取りが痛い!取った後は知覚過敏になりやすい?

日頃の歯のお手入れはとても大切です。
とはいえ自分一人では限界もありますから、そんな時は素直に歯医者さんへ。
歯石取り,痛い,知覚過敏
昨今は虫歯などの治療だけではなく、歯石を取るためだけに歯科医院を訪れる患者さんも
多いと言います。
そうですよね、大切な自分の歯ですから出来るだけ良い状態にしたいのは当然です。

でもいざ歯石を取りに行ってみると「痛い!」なんてことも。
「歯石取りが終わったら治るはず…」なんて思っていたら、今度はどんどん歯茎が痛く
なってきた…?

私にもあります、自宅に帰ってきてから水がしみたんです。
「これって知覚過敏?」って思いました。
周りの声を聞いてみると同じような経験をしている人が結構いるんですね!

でもやっぱり痛いのを我慢するのも放置するのも良くありません。
そこで今回は・・・

[help]
  • 歯石取りが痛いのはなぜ?
  • 歯医者さんの腕が悪いと痛いの?
  • 歯石を取ると知覚過敏になるの?
  • そもそも歯石は取らなきゃダメなの?
[/help] この4点をテーマにお話ししていきます。
今後のためにも、今こそ“歯石取りに関する痛みのあれこれ”を要チェックです!
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歯石取りが痛いのはなぜ?

歯石取りで痛み感じる原因は主に4つです。
[note]

  • 歯茎が傷ついたため(外傷)
  • 歯茎の炎症など(歯周病)
  • 歯の根があらわになったため(知覚過敏)
  • 虫歯があらわになったため(神経への刺激)
[/note] この中の一つだけではなく、いくつかが同時に起きて痛みとなっている場合があります。
以下で順に説明していきますね。

歯石を取る“最中”の場合、使われる器具による“刺激”で「痛い!」と感じることがほとんどなんです。

歯石取りで歯茎に傷がついてしまうこともないとは言い切れません。
大きな傷なら問題ですが、歯茎が弱っている場合は力があまり加わらなくても傷ついてしまうこともあります。

歯周病

指などで刺激した場合でも痛いようなレベルの歯周病なら、少し鋭利な器具を使う歯石取りならば当然痛みはもっと痛く感じます。

(そもそもそこまで進行している場合は歯周病の方を先に治療した方が良いです…)
軽度の歯周病でも痛みの感じ方は部位や人それぞれで違います。

歯石が多い

歯周病でなくても歯石がたくさんついている場合は、除去の際により多く歯や歯茎に刺激が
加わります。

歯医者さんにコンコンと歯を叩かれて「痛く(響く)ないですか?」と打診されたことは
ありませんか?

それと同じように歯石を取っている歯が虫歯だった場合、小さな打撃で痛く感じることも
あるんですよ。

知覚過敏

さらに虫歯でなくても、同様に歯石がたくさんついていると、見える部分だけではなく、歯の根の部分にも多く付着している場合があります。

歯の根の部分は神経に刺激が直に伝わってしまいます。
このような部分に物理的刺激や冷たいものなどが触れると痛みを感じてしまうんです。
これが、知覚過敏なんですね。

家に帰ってからや、日を追うごとに「痛くなってきた…」と思う方も多いようです。
その場合はほとんどが知覚過敏である可能性が高いのです。

歯医者が下手だから痛い?歯医者によってやり方は違う?

歯科医(主に衛生士さん?)の技術によって痛みが起こる場合も、残念ながら少ないとは
言えません。

昨今では先生ではなく、衛生士さんが歯石を取る場合が多いですが、若くても上手で痛くない衛生士さんもいますし、その逆もしかりです…(泣)

“直接的”な痛みを感じる原因は先にも4つ書きましたが、
[note]

  • 歯茎が傷ついたため(外傷)
  • 歯の根があらわになったため(知覚過敏)
  • 虫歯があらわになったため(神経への刺激)
[/note] この3つに関して、やはり歯石を取る術者の力量も影響してきます。
力の入れ具合、器具を当てる角度、一度に除去する量などですね。

しかし衛生士さんにばかり目を向けてしまいがちですが、ご自身のお口の中の環境が悪ければ、どんなに上手な衛生士さんでも痛くなってしまう場合があります。
歯石を取る前にご自身の歯茎の状態を尋ねておくと良いでしょう。

「普段からきちんと磨けている患者さんは痛みが少ない傾向がある」という衛生士さんの声も
ありますよ。

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歯石取りのやり方が違うから痛いの?

歯科医院に置いている設備の違いで取り方は変わります。

しかしそれは超音波の機械で取るか、手(器具)で取るかの違いです。
手順は法律で決められているので基本的に同じです。

超音波の機械を導入している歯科医院での歯石取りは
  • 歯茎の見えている部分は機械
  • 見えない部分は手(器具)
という形をとります。
機械がない場合はすべて手(器具)で取る、ということになります。

機械で取る部分は基本的に痛みが起きにくい、歯が白く見えている部分のみです。

「機械で取ったのに痛かった…」という場合は
  • 機械が歯茎に触れた
  • 歯茎の下(歯の根の方)まで深追いした
という場合が考えられます。

手(器具)で取る場合は検査や歯石取りの順序は先述したように、法律で決められていますが、実際の細かい手順は力の入れ具合、器具を当てる角度を含めて、当然個人差があります。

それが、衛生士さんの技術の差と言える部分です。

歯石を取ると血が出る理由

歯石を取ると出血する場合がありますが、これは痛みを感じる原因として挙げた
[note]

  • 歯茎が傷ついたため(外傷)
  • 歯茎の炎症など(歯周病)
[/note] このどちらか、または両方によるものです。

歯石を取る際に傷がついてしまったらもちろん多少なりとも痛いと思いますが、痛くなくても血が出る場合があります。
そのほとんどは歯周病によるものです。

歯周病は程度によります。
重度の方だけではなく、軽度の方でも痛みを伴わずに出血する場合があります。
むしろそちらの割合の方が多いかもしれませんね。

私の時も治療や歯石取り自体は痛くなくとも、「うがいをして下さい」と言われたときに意外と血が出ていてビックリしました。「軽く炎症が起きてたので出血しましたが、すぐ止まりますから大丈夫ですよ」と言われたことがあるんですよ。

歯石を取った後は知覚過敏になりやすい!?

ここまで歯石を取る際の痛みについてお伝えしてきましたが、取った後も痛むことがあります。
歯石を取ると歯茎の状態によっては知覚過敏になることもあるんです!

先にも少し触れましたが、少々の歯石であれば歯の上の見えている部分などで済んで、神経に刺激が伝わることはほとんどないです。

しかし見えない部分である“歯の根”の歯石を取った後は、今まで歯石があった場所はぽっかりと空洞になっています。

歯石によって押されていた歯茎が、そのまま歯の根をすべて覆うように引き締まってくれれば良いのですが、歯石の多さや歯茎の状態によっては歯の根をむき出してしまうこともあります。

歯の根の部分は歯の表面のように硬い物質である“エナメル質”で覆われてはいません。
そのため、神経に直接的に刺激が伝わってしまいます。

このような部分に物理的刺激や冷たいものなどが触れると痛みを感じてしまうんです。
これが、知覚過敏です。

歯周病で歯茎が元々下がり気味だったり弱っている人や、逆に歯茎が健康で引き締まる力の高い若者に、そういった傾向が高く見られます。

大体の場合、“2週間程度”でその痛みは収まりますが、我慢できないときなどもあると思います。
もちろんその時には歯科医院で相談すれば、他の病気でないか検査してくれたり、知覚過敏に対する処置をしてくれますよ。

また、歯茎のマッサージなどで歯茎の位置などが回復することもありますので、
「なんとかしたい!」と思っている方は遠慮せずに歯科医の先生に話してみましょう。

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歯石取りをする理由は?

「取るときも取った後も痛む可能性があるなら、取らない方が良いんじゃない?」

いえいえ、歯石は取らないと後々大変なことになりますので、ここで今一度歯石取りをする理由について考えてみましょう。

虫歯になる

歯石というのは白くて柔らかい“歯垢が固まって出来たもの”です。
その歯垢には何億という細菌が含まれています。

それが歯石という形になってずっと歯に付着していたらどうでしょう?

歯石で覆われた歯の表面は少しずつ虫歯になり、それが少しずつ進行していきます。
歯石の内部で進行する虫歯は基本的に黒くありません。

なので、痛む歯を削ると虫歯でスカスカだった!なんてこともあるんですよ!
歯石は“虫歯にする”、さらに“虫歯の発見を遅らせる”という、見えにくい悪さをしているんです!

歯周病を起こす・悪化させる

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前項で触れたように“細菌を含んでいる”ということは、もちろん歯石が触れている歯茎の部分にも歯周病という形で影響します。

歯周病は進行すると歯が抜けたり、もっとヒドイ場合は心臓病・脳の病気・糖尿病などの全身の病気にも大きな影響を及ぼす大変なものなのです。

そんなことになる前に治療しておきたいですよね?
その第一歩が歯石取りなのです。

歯周病は歯石がある限り、細菌は歯石という塊で留まり続けてしまうので治療しても意味を成さなくなってしまいます。

正しい順序で治療していくことに意味があるのです。

「さらに付着」「さらに痛い」の悪循環

歯石の葉面はザラザラしているため、さらにその上に歯石が付きやすいのです。
それではどんどん歯石は増えていく一方です。

「たくさん付着したら一気に取ればいいじゃない」と思うかもしれませんが、それこそが痛みを発生させる一番の原因かもしれません。
たくさん付着したら取るのにもそれなりの力が必要になります。

まだ付着が少ないうちに除去していく方が痛みも少なく、除去する時間も回数も少なくて済むので、ご自身にとっても良い事づくめなんですよ!

今回のチェックポイント!

歯石を取るときの痛みは
【ご自身のお口の中の状態 × 衛生士さんの腕】
両方の兼ね合いで起こります。

また、こればかりは担当してもらわなければ分かりませんが、もし痛くない衛生士さんに出会った場合はお名前を覚えておくと良いかもしれません。
融通の利く歯科医院であれば、お願いして“ご指名”出来るかもしれませんよ。

もし痛みに耐えられないときは麻酔も使えますので、その時はとにかく先生に相談です。
普段から歯茎の状態などにも気を遣いながら、信頼できる歯科医院で歯石を取ってもらいましょう。

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