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原油価格下落:7週間高値後利益確定売

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原油価格は、前日の取引で7週間ぶりの高値をつけた後、利益確定売りが入り小幅に下落しました。前日、予想外の米国週間原油在庫減少と、ウクライナのロシアへのエネルギーインフラ攻撃による供給不安懸念が価格上昇を後押ししていました。

日本時間午前0時13分現在、ブレント原油先物は1バレルあたり0.26%(18セント)安の69.13ドル、米国WTI原油先物は0.31%(20セント)安の64.79ドルと、共に下落しています。両指標とも前日は2.5%上昇していました。

IGの市場アナリスト、トニー・シカム氏は、「今週初め、最近のレンジの下限を試した後に反発した原油は、再び上限付近まで戻ってきました。そのため、今朝は利益確定売りが出ていると見られます」とコメントしています。

価格を支えた要因の一つに、エネルギー情報局(EIA)が水曜日に発表した、9月19日までの週の米国原油在庫の予想外の減少(60万7000バレル減)があります。ロイター調査によるアナリスト予想は23万5000バレルの増加、市場関係筋が火曜日に発表した米国石油協会(API)の報告では380万バレルの減少だったことから、今回の発表は市場に驚きをもたらしました。

また、ウクライナにおけるロシアの戦争も供給懸念を後押ししています。ウクライナは最近、ロシアのエネルギーインフラへのドローン攻撃を強化し、製油所や輸出ターミナルを標的にしてモスクワの輸出収入を減らそうとしています。ロシアは一部燃料の供給不足に直面しており、必要に応じて燃料の輸出制限の可能性も示唆されています。

一方、海通証券は報告書で、ロシアの供給中断懸念にもかかわらず、原油価格の底堅さを支える重要な要因として、ここ数週間、需給ファンダメンタルズから大きな下押し圧力がかかっていない点を指摘しています。ピーク需要シーズンが徐々に終わりを迎える中、供給過剰圧力の高まりが価格に反映されるという見方は、まだ出ていません。

JPモルガンは水曜日の報告書で、9月23日までの今年の累計の世界的な原油需要増加は、推定値83万バレル/日に対して80万バレル/日だと述べています。また、今月に入ってからの世界の原油需要は1日平均1億440万バレルで、9月の同社の予測と一致しています。

Source: Oil prices dip as investors take profits after seven-week high

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