コンピュータシェア社が、投資家エンゲージメント事業を立ち上げ、JPモルガン・チェース出身の幹部を採用したことが明らかになりました。近年、企業経営陣は株主との関係改善、特に株主からの改善要求への対応に頭を悩ませている中、同社の新たな事業は大きな注目を集めています。
この新事業では、顧客企業の株式や債券の売買動向に関する情報の提供に加え、戦略的助言を提供するジョージソン・アドバイザリー社のサービスも統合されます。具体的には、アクティビスト投資家の動向把握、企業戦略と投資家の期待の整合性確保、株主総会での紛争といった危機管理へのアドバイスなどが含まれます。
北米事業を率いるのは、JPモルガン・チェースで投資家リレーションズ部門のマネージングディレクター兼ESG責任者を務め、さらにグラス・ルイス社でもM&Aとアクティビズムチームを率いた経験を持つアーロン・ベルティネッティ氏です。 コンピュータシェア社は、近年買収したCMi2i社とingage社のサービスも統合し、この新事業を展開します。責任者にはキルステン・ヴァン・ロイエン氏が就任します。
アナリストによると、企業におけるこうしたサービスへの需要は高まっており、より多くの株主が経営陣に高いパフォーマンスを求め、取締役の交代や企業売却といった変化を推進していることが背景にあります。
コンピュータシェア社の新たな取り組みは、変化する投資家環境において、企業が株主との関係を効果的に管理し、リスクを軽減するための強力な支援となることが期待されます。
Source: Computershare launches investment engagement business, hires executive for North America


