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ミッキーマウスの魅力:ロブ・ラドゥーカ氏語る

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10年の休止期間を経て、「ミッキーマウスクラブハウス」が帰ってきた! 実は、エグゼクティブプロデューサーのロブ・ラドゥーカ氏は長年、この人気番組の復活を望んでいたのだそう。そしてこの夏、ついに「ミッキーマウスクラブハウス+」として、ディズニーチャンネルとDisney+で毎週金曜日に放送開始となりました。

「ジェイクとネバーランドの海賊たち」や「ミッキーとロードスターレーサーズ」といった番組制作に携わってきた、40年に及ぶキャリアを持つラドゥーカ氏。引退も考えていた矢先、クラブハウス復活のオファーが舞い込んだのです。 再び現場に戻り、彼はミッキーのレガシーをどのように継承していこうとしたのでしょうか?

まず、キャラクター選びです。「初期の漫画でミッキーが親しんだ仲間たち」に絞り込んだとのこと。ドナルド、デイジー、クララベル・カウ、そしてもちろんグーフィー。おなじみの面々が勢ぞろいしました。当初はCGアニメーションを検討していましたが、ラドゥーカ氏はその案に反対。特にミッキーの耳が3Dでは「衛星アンテナみたいになってしまう」と懸念したのです。そこで、ミッキーの耳が回転しても自然に見えるよう、独自のコンピュータプログラムの開発に挑みました。苦労はありましたが、その挑戦は「楽しかった」と彼は振り返ります。そして、最新の技術によって、質感、色彩、陰影表現が格段に向上し、より美しい映像を実現したと言います。

そして、番組を彩る音楽。耳に心地よく、思わず口ずさんでしまう楽曲の秘密とは? それは、オリジナル版でも音楽を担当したマイク・ハイメルスタイン氏との協力体制にあります。ラドゥーカ氏自身の幼少期の音楽体験、ロックンロールやブギウギなど、彼自身の感性が楽曲制作に反映されているとのことです。

2歳から5歳児をターゲットにした22分間のエピソード。短い子供たちの集中力を維持するにはどうすれば良いのでしょうか? ラドゥーカ氏は、「少しドラマチックに、そして子供たちの協力を必要とする問題を提示する」という手法をとりました。ミッキーが視聴者へ直接語りかけ、冒険への参加を促すことで、子供たちの積極的な関与を引き出しているのです。さらに、ミッキーの優しさ、ミニーのかわいらしさ、そしてグーフィーのおっちょこちょいな姿など、個性豊かなキャラクターたちが、子供たちの心を掴んでいるようです。

アニメーション技術についても、進化が見られます。従来より、キャラクターの表情表現が豊かになり、特にルートヴィヒ・フォン・ドレイク博士は以前よりずっと生き生きとした動きを見せているとのこと。そして、「笑いあふれる屋根裏部屋」や「ワッキーチューブ」といった新たな要素も加わり、より楽しく、魅力的な世界観が構築されています。

さらに、YouTubeでは2分間のショート動画も配信中。短い尺の中で子供たちの関心を惹きつけ続ける工夫が凝らされています。音楽を交えたものや、ミッキーが問題を解決するシンプルなストーリーなど、いずれも「楽しさ」を追求した作品ばかりだと言います。

最後に、ミッキーマウスとその仲間たちが長年愛され続ける理由について尋ねると、ラドゥーカ氏は「ミッキーは誰にとっても良い友達だから」と答えます。共感力があり、親切で、頼りになる存在。まさに理想的な友人像を体現しているミッキーマウス。多くの人が彼に惹かれるのは、人間の本質的な欲求、つまり「信頼できる存在を求める気持ち」に応えているからではないでしょうか。

Source: Disney Jr’s Rob LaDuca on Mickey Mouse’s Lasting Appeal: ‘Everybody Wants a Good Friend, and That’s What Mickey Is’

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